演奏会レポート
9月16日・第4回国際ジュニアジャズオーケストラ・フェスティバル〜ステラジャム
REPORT:きりちゃん
だんだんと暑さも引き、ようやく秋がやってきましたね。
まだ夏の暑さがの残る9月16日に『第四回国際ジュニアジャズオーケストラフェスティバル』に出演させていただきました。
場所はなんと『河口湖ステラシアター』!
あいにくのお天気で富士山をみることは出来ませんでしたが、秋の涼しさをいち早く感じる、気持ちの良い会場でした。
三連休の真ん中で交通渋滞に巻き込まれ、時間に間に合うかどうかが心配でしたが、何とか間に合いました。私たちは休憩を挟んだ後の一番目だったので、ステージで待機する時間が長かったのですが、ステラシアターの涼しい雰囲気のせいか待機中は緊張しませんでした。
しかし!『休憩終了一分前』という声を聞いてから、今日が三年生バンド最後の演奏なんだと思い、急に緊張感が出てきました。今まで積み上げてきたこと、練習してきたことなど、いろいろと思い出して、あぁ、最後なんだなぁと思い、一気に気持ちが切り替わりました。
演奏中、自分の音はもちろん、ソリストのソロや決め場での決め方、音の強弱など、ひとつひとつ練習してきたことが成功するたびに、嬉しくなって、緊張が解けていました。
終わって欲しくないという気持ちからか、最後の『TimeCheck』の最後の最後の音をいつもよりも長く伸ばしてしまいました...。
そして、演奏が終わったあとの拍手。あれ程気持ちいいものはありませんでした。
私の中では、自分たちの演奏があの場でしっかりと出せたと思っています。
それが何よりも嬉しいことでした!
表彰式では「ソロイスト賞」をドラムとフリューゲルホルンに、そしてソロイスト賞受賞者の中から特に素晴らしかった人が選ばれる「ベストソロイスト賞」に、我が部のドラムが選ばれました!
話によると、本人が一番驚いていたようです。
そして団体賞では、上位4校に授与される「Get Better 4・国立音楽大学賞」に選ばれました!
もう嬉しくて嬉しくて...。
この部活で、このバンドで、このメンバーで演奏できて、本当に幸せです。
このメンバーで演奏できたのは、見守ってくれた後輩がいたからでもあるし、私たちが私たちらしい演奏が出来るように指導してくださった先生方、帰りの遅い日も暖かく見守ってくれた家族がいたからです。
とってもベタな言葉ですが、東京に帰ってきてバスを降りたときに本当にそう思ったんです。
次は見守ってくれていた後輩たちの出番です。
自分が失敗した部分、成功した部分、感じたことなどを伝えて、自分らしい良い演奏をしてもらいたいです。頑張れ!We love TJO!
客席レポート・あかずー
9月16日(日)に河口湖で行われたスチュ-デントジャズフェスティバルに行ってきました。
たくさんの人たちがきていて、いろいろな学校の演奏が聴けたのでよかったです。
帝京高校の演奏はトランペットはハイト-ンがよく響いていて、トロンボ-ンは低音がとてもかっこよかったです。サックスは私はまだJAZZを始めて数ヶ月ですが、「JAZZ」だなと思える音でした。
ソロを吹く人先輩も前に出て演奏するときは緊張すると思うのに、間違えずに演奏していたのですごいなと思いました。
もう先輩たちの演奏を聴くことはあまりできないので寂しいですが、このフェスティバルに来れて本当によかったです。
三年生、お疲れ様でした。