演奏会レポート
1月12日・明海大学・椎名豊先生 ジャズクリニック
於:音楽室
REPORT:ならリーニョ
1月12日(土)、明海大学の講師の先生方が来てくださり、帝京高校音楽室にてジャズレッスンが行われました。
今回、1・2年生バンドを中心としたレッスンということで、午前中普通に授業があった1・2年生は授業の合間にお弁当を済ませて、期待と緊張を膨らませていました。ホームルームが終わりすぐに音楽室へかけつけると、10分もしないうちに講師の先生方がお見えになりました。
予定にはなかったのですが、まず最初に挨拶として急遽3年生バンドがThis could be the start of something bigを演奏することになりました。演奏後、講師の先生方からアドバイスをいただき、パート別レッスンへと移りました。
私の担当楽器はトランペットなので、トランペットのレッスン内容を少し説明しますと、まずみんなで自己紹介をしました(*^^*) そのあと生徒が次々と質問をし、それに先生が答えてくださるという形になりました。先生は一つ一つの質問に対して、詳しく丁寧に答えてくださりとても勉強になりました。そしてそして、先生の楽器をみせていただいたのですが、ダブルケースの中からは光を反射しない独特な色をしたボディが…!このトランペット、どこかでみたことあるぞ。と思っていたら、なんと私の尊敬するScotty Barnhartが使っているモデルと同じ、モネットだったのです!生モネットをみて興奮している私に先生はさらにScotty Barnhartとは友達、などとさらりとおっしゃるので、気絶するかと思いました。
そんなこんなでパート別レッスンが終了し、先生方による演奏会がはじまりました。私達は先生方にDonna Leeをリクエストしました。先生方はその場で軽く打ち合わせをすると、ドラムの超アップテンポなカウントではじまり、それに苦笑しながらも見事に高速Donna Leeを吹ききってしまいました!圧巻でした。とってもかっこよかったです。
先生方の演奏の後は、いよいよ1・2年生バンドによるConer Pocketの演奏。これには講師の先生方にものっていただいてソロの部分を繰り返して、先生方にソロまわしをしていただくというなんとも贅沢な演奏となりました。
演奏が終わり、生徒は各々サインをもらいにいったり、まだ聞き足りなかったことを先生に聞きに行ったりとレッスンが終わるぎりぎりまでとても充実していました。
私は今回のレッスンで楽器の奏法はもちろん、ジャズの素晴らしさを改めて知りました。もっともっと勉強して色んなことを知りたい!と思うようになりました。
こんな素敵な機会を設けて下さった先生方、帝京にわざわざ足を運んで教えにきて下さった講師の先生方、本当にありがとうございました。