演奏会レポート
1月6日・第22回スチューデントジャズフェスティバル
於:日本青年館
REPORT1:みぃ様(3年生)
1月6日に日本青年館で行われた「第22回スチューデントジャズフェスティバル2013東日本大会」にて演奏しました。
今年は例年とは異なり年明け早々のSJFということで、選曲もお正月らしく華やかなアップテンポの曲、歌曲を揃え「帝京らしく」をコンセプトに本番に臨みました。
様々な困難にぶつかり解決していく中で、出演メンバーの結束力も深まり、ついに迎えた本番当日。リハーサル室でお決まりの掛け声をかけて舞台袖へ。そしてついに帝京の出番。ドラムの可愛い後輩であるピーちゃんがカウントを出して曲が始まりました。
私事になりますが、実は私は昨年もこの舞台で演奏させていただきました。当時は高校二年生だったので、自分のことだけに精一杯になってしまい、周りを見れる余裕など全くありませんでした。先輩方に支えられて何とかやり遂げられた思い出です。
曲が終わり、拍手が鳴り響く中、舞台へと進みました。カウントをかけ曲が始まりました。今まで練習してきたところが淡々と進んでいきます。
曲が終わりに近づくと、ふと色んな思いが駆け巡りました。また再びこの素敵な舞台で演奏できる幸せ、後輩が頑張ってくれていることへの喜び、この厳しかった夏を共に過ごしてきた三年のこと、この舞台に一緒に乗れなかった仲間のこと、一度も見捨てずに指導して下さった先生方への感謝、そしてもう終わりなんだなと改めて思いました。
曲が終わると皆でやり遂げた感が全身を包みました。すっごく楽しくてこの仲間ともっと音楽をやりたいと思いました。他のメンバーもそう思ってくれたことが一番嬉しいです。一番の課題だったテンポもアイコンタクトをすることで誰かに合わせるということでなく、皆で合わせるという意識に変わり安定することができました。
私たちはJAJE特別賞、テナーサックス二年藤崎こなつが優秀プレーヤー賞、リズムセクションが優秀セクション賞と、三つの賞をいただくことが出来ました。本当にありがとうございます。そしてリズムセクションが賞を取れたことは、リズムセクションの一員として誇りに思います。先輩方の後をやっと繋いでいくことができてよかったです。
こうして最後のSJFが終わったわけですが、後悔はしていません。今出来ることは全てやり尽くせました。しかし、今出来ることの内容をもっともっと濃くしたかったなぁとも思います。後悔はしていませんが、満足もしていません。引退まであと残り三ヶ月を切りましたが、最後の最後まで変わらず全力で色んなことに挑戦していきます。
また、演奏を終えて嬉し涙、悔し涙を流す後輩たちもいました。来年のSJFでは今年よりももっと新しいことに挑戦して、良い演奏をしてくれると思います。楽しみにしていてください!
その前に三月に行われる一年間の集大成である定期演奏会では、また想像を超えるような企画を用意していますのでそちらも楽しみにしていてください。これからも帝京高校SwingingHoneyBeesの応援をよろしくお願いします。
REPORT2:ココナッツ(2年生)
1月6日、日本青年館にて行われましたStudent Jazz Festival 2013に出演させていただきました。今回は、3年生の外部での最後の演奏ということや、私自身もあの大舞台でソロを演奏するということもあり、今まで以上にプレッシャーを感じ、それとともに、成功させたいと強く感じる本番でした。
本番前日には、パートの同級生や後輩たちから、サプライズで応援のメッセージカードをもらいました。「ソロ頑張ってください。」などたくさんの心のこもったメッセージをもらい、とても励まされました。読んでいると、不安がだんだん消えていくようでした。こんなに自分を支えてくれる周りの人のためにも、そして自分のためにも、全力を出し切って、良いステージにできるように頑張ろうと強く思いました。
そして迎えた本番当日、
舞台袖で待っている間も、緊張が収まらず、私は何故か笑っていました。演奏中は、あっという間でした。ソロは自分の力を出し切って演奏することができたと思います。
結果は、優秀プレーヤー賞という素敵な賞をいただきました! とてもびっくりして、最初はなかなか信じられませんでしたが、だんだん実感がわいてきて…。とても嬉しかったです。表彰式で、自分の名前が呼ばれたときのことは、絶対に忘れません!
こうして演奏することができたのは、見守ってくれる後輩や、先生方、家族の支えがあったからです。感謝しています。本当にありがとうございました。これからも、もっと良い演奏ができるように頑張りたいと思います。
REPORT3:ふくべ(1年生)
今回、SJFに乗っていないメンバーはサポート役、裏方役として参加しました。一年生は日本青年館でのSJFは初めてで、舞台の雰囲気など、とても新鮮に感じられました!
裏方での仕事は主に楽器の運搬でした。楽器を運搬するのは簡単な事ですが、トラブルやミスが無いように心がけながら運搬しました。
帝京高校の出番では先輩方が舞台上に上がって行く姿はとても誇らしげでした。
そして、先輩方の演奏は舞台袖まで緊張を感じました。来年の今頃は、自分達があの舞台に乗るんだと思うと、今まで以上にたくさん研究して、練習を頑張ろうと思います!!