帝京高校吹奏楽部〜Teikyo Jazz Orchestra Swinging Honey Bees〜

中学生ミーティング風景

中学生は高校生の活動とは違い、校内演奏活動のみ行っています。
4月は新入生歓迎ライブ、8月は帝京中学高等学校のオープンスクール、10月は蜂桜祭そして3月の定期演奏会です。(校内で2月に交流演奏会をすることもあります。)
3月の定期演奏会は希望者のみ参加となるため中学3年生の中には10月の蜂桜祭を終えると部活を引退する生徒もおります。

現在中学生部員は20人に満たないので当然1バンドを中学生だけで構成することは難しいです。そこで、足りない部分は高校生の先輩方に入ってフォローしてもらっていますが、基本ソロは中学生が担当しています。活動曜日は火・木・土の週3回のため、当然合奏練習回数も高校生より少ないのですが、高校生に交じって演奏することは緊張すると同時にたくさんの刺激を受けるようです。「先輩すごい!もっと練習しなきゃ。」「中学生だけでもしっかり意見を言おう。」など中学生ミーティングでは高校生に少しでも近づくかっこいいジャズを演奏したいという気持ちがあふれています。

先日のミーティングで中学3年生が「部活ノート次は○○さんです。」と言ってまわしているのを目撃しました。なんと中学生は自主的に部活ノートを中学生内で作成していたのです。もちろん先輩から先生から言われて作成した訳ではなく、自発的に作成しました。中身を見ると単純な今日の反省などが書いてあるのではなく、自分たちで「ジャズとは何か」を考えたり、「自分の演奏目標」、「みんなへ向けて」など真剣にジャズと向き合っている熱い姿を感じました。

Report:副顧問 伊藤美千子

これが中学生部活ノートです。
中学1年生が書きました。
こちらは中学3年生。
ミーティング後は高校生の先輩方に質問攻め。奏法、リズムなど先輩に教えてもらいます。