帝京高校吹奏楽部〜Teikyo Jazz Orchestra Swinging Honey Bees〜

第27回Student Jazz Festival 2018東日本大会

練習の成果を出し切った演奏ができました。

1月7日(日)、昭和音楽大学テアトロ・ジーリオ・ショウワにて、第27回Student Jazz Festival 2018東日本大会が行われました。
今大会の曲は10月下旬の中間試験を終えてから練習に取りかかりました。夏からの取り組み方を振り返り、今回は計画的に取り組んでいくぞ!という心構えから始め、初合奏までの間、ソリスト達とソロパートの譜面作製、練習、ソロ合わせの期限を決め、各パートリーダー達といつまでにどこの部分をパート内で形にしておくかなど相談しながら管合わせを組み、管合わせをする中で出てきた課題をクリアする期限を決めていき、初合奏に備えていきました。
初合奏では、難しい曲でありながらも、思っていたより各パートで微量ではありましたが形が出てきていました。1人1人がたくさん音源を聞いてイメージができていたのもあると思います。ガムシャラだった夏に比べ、全員が落ち着いて曲に向き合うことができていました。

そして今大会での演奏に先駆けて、12月中のイベントで披露してきました。
どこのイベントでも大変ありがたいことにお褒めの言葉をいただきましたが、自分達の中では全く納得できませんでした。外からの高評価に満足せず、より練習に励むメンバーの姿はバンマスとしては良い雰囲気ができ上がりつつあるなとバンドに自信を持てるようになりました。
良い雰囲気で新年を迎え、新年の部活四日目にしてすぐに本番の日がやってきました。

今回も昨年の冬、夏に引き続きサウンドチェックは私達が担当させていただきました。サウンドチェックに選んだのは夏、秋とたくさん披露してきたBirdlandです。実はこの曲、以前から交流のある正則学園さんのバンドが昨年冬の今大会で演奏していた曲です。正則学園さんの演奏を聞いて「これを私達も演奏したい!」と思って選曲しました。サウンドチェック時には客席に正則学園のみなさんもいらっしゃいました。私はBirdlandをよく知っている正則学園のみなさんの前で演奏することに照れながらも楽しく演奏しました。やっぱり私達の中でもBirdlandは楽しく演奏するのに最適な曲です!本番のステージに備え、良い音出しを兼ねたサウンドチェックをさせていただきました。
本番では緊張感が漂う中でも私達帝京の空気を作ることができました。私は本番前、私達の嘘のない今までの練習量、個人個人が努力してきたこと、緊張していても隣には信頼できる仲間がいること、どんなに不安でも嘘のない自分の力と仲間を信じて思いっきりステージから帝京サウンドを届けてほしいということをみんなに言いました。みんなから明るい声で返事がありました。それだけで私は緊張がほぐれました。
しかし、舞台袖で待機してるときは前のバンド下館工業高校さんの演奏にびびってしまう瞬間もありました。
そして、ステージではみんな気持ち悪いくらい笑顔でした(笑)

はたして今までこんなにアイコンタクトしまくりで笑顔に溢れたステージがあっただろうかと思ってしまいました。今でも堂々と私が言えることは演奏の雰囲気は間違いなく私達が一番と自負できるステージだったということです。私達以外のお客さんも含めこんなにも会場を帝京色に染めることができたのは私達にとっても初めてだったと思います。私もバストロを吹いていて楽しかったです。
楽しく演奏することができ、体調が良くない子もその子なりのその日精一杯の演奏を届けることができたのはとても良かったです。しかし、正直、いつも通り(練習通り)の演奏ができたとは言えず悔しい気持ちもありました。演奏直後はお互いに笑顔ではありましたが、あそこが上手くいかなかったなどとプチ反省会のようになり、やりきった感がなかったので不安が募っていきました。

結果は最優秀賞と2名のプレーヤー賞をいただくことができました。私達の1つ上の代の先輩方は二期連続で最優秀賞、たくさんのプレーヤー賞とセクション賞を受賞しました。半年前の夏の大会では皆が嬉し涙を流しているなか、私は次の冬で私達も先輩達に引き続き受賞できるのか、一気に押し寄せたプレッシャーと冬が来ることへの恐怖で、皆とは違う涙が止まりませんでした。ですが、今回最優秀賞に帝京高校が呼ばれ半年間背負ってきたものがやっと形に残せた安心で涙が出ました。この涙をやっと流すことができて本当によかったです。

しかし、賞はあくまで特典。受賞したのはもうすでに過去のことです。これからもパワーアップし続ける演奏を届けていきます。今回の大会までの取り組み方にもバンマスとして反省点がいくつもあります。この反省は夏の大会につなげたいと思います。
最後になりましたが顧問の先生方、指導をしてくださった先生方、先輩方をはじめ、見守り続けて下さり、支えてくださった関係者の皆様ありがとうございました。

2年Tb バンマス あやねえ

昭和音楽大学、テアトロ・ジーリオ・ショウワでの演奏は今回で4回目でしたが、初めて自分がフィーチャーされる曲もあったので、今までで1番緊張しました。
しかし、一緒に演奏していた同級生・後輩や、舞台袖にいた先輩・後輩の顔を見ると安心して演奏することができました。そのおかげもあって賞にも繋がったと思います。今回一緒に演奏した同級生と後輩、裏で支えて下さっていた先輩と後輩、指導をしてくださっていた先生方には感謝しています。ありがとうございました。

ベストプレイヤー賞受賞 2年B.Sax じょーぎ

今回行われたスチューデントジャズフェスティバルはメンバーが代替わりしてからはじめての出場でした。自分の中でも課題がたくさんあり、今回の大会ではその課題を克服できるように日々練習していました。また、自分の演奏を客観的に聞くようにしてソロの課題などを先生方や友達に聞きながら自分で研究していました。回りの方々のアドバイスを聞いたり自分の演奏を客観的に聞くようにして日々ソロと向き合っていた結果が賞につながることになったと思います。
大会で結果を出すことができたのは、まわりの方々の支えがあったからです。本当にありがとうございました!今後とも日々努力していきたいです。

ベストプレイヤー賞受賞 2年rhythm ゆっきー

演奏曲目

サウンドチェック.Birdland
1.There Will Never Be Another You
2.On Green Dolphin Street

今年もサウンドチェックを担当させていただきました。もう緊張してる。
カメラを向けると笑顔満点。
サウンドチェックの曲はバードランド。
急遽サニーサイドオブザストリートも演奏しました。
突然ボーカル曲だったけど、歌詞を忘れずに歌えました。
今年の冬は1,2年生でSJFに臨みます。
いよいよチューニング。ドキドキです。
入室した途端、各自黙々と音出しです。
最後は手伝い3年生も含め全員でのGo!TJO。
さあ本番です。最初は1年生ソロから。
そして、1曲目にはTpソロもありました。
2曲目は2年生ソロから。ステージ袖では緊張でしたが、曲に入るとスイッチ入りました。
バリトンサックスのソロ。寒い冬の日でしたが熱い演奏でした。
トロンボーンソロもありました。こちらはサウンドチェックでの写真のため、顧問も映っております。
客席から見た演奏の様子です。
演奏が終わりバンマスのインタビューです。
発表が終わりいただいた賞状を持って記念撮影です。
始業式では校長先生より表彰していただきました。
ベストプレイヤー賞受賞の2人とバンマスの3人でパチリ。